マリウポリ、孤立する製鉄所に援軍の可能性 キーウ在住ウクライナ人が明かす
ウクライナの首都キーウで貿易会社を経営するボグダン氏が24日、TBS系「サンデー・ジャポン」に中継で出演し、孤立しているとされている同国マリウポリのアゾフスタリ製鉄所に援軍の可能性があることを伝えた。
ボグダン氏はマリウポリには2つの大きな部隊があると説明。1つは製鉄所を守っているとされるアゾフ連隊。もう1つ、海兵隊の部隊があるという。両部隊はそれぞれ孤立したような状況となっていたが、ボグダン氏は「地下を掘ってこの2つの隊がつながったという情報が入ってきた」と明かした。「ウクライナ側はより強化されて、いろんな行動がしやすくなるのではないか」という予測も示した。
アゾフスタリ製鉄所については、ロシアのプーチン大統領は、今月21日に行ったとされるショイグ国防相との会談で、マリウポリを制圧を宣言。アゾフスタリ製鉄所については、攻撃して自軍の被害を出すのではなく「ハエ1匹通れないよう、封鎖せよ」と封鎖することを命じていた。