内野聖陽 共演の岡本圭人を絶賛「お父さんの影響」「本当に美しい人」
俳優の内野聖陽(53)が22日、大阪市内で主演舞台「M.バタフライ」(7月13~15日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)の取材会に参加。共演する元Hey! Say! JUMPで、俳優の岡本圭人(29)との対面を心待ちにした。
在中フランス人外交官ルネ・ガリマール(内野)が、性別を偽って生きる中国の男性スパイで、京劇のスター女優ソン・リリン(岡本)と恋に落ちていく様子と、その愛の結末が描かれている作品。
実話をもとにした作品に、内野は「人生において自分がやってきたことが、突然崩壊する。信じていたものが実は真実ではなかった。その時に人はどうするのか。興味がある」と作品の魅力を語る。
元男闘呼組の岡本健一を父に持つ岡本について、内野は「彼はまだ舞台2度目ですが、お父さんの影響か、役と向き合う粘り強さ、気迫をとても持っている」と絶賛。「ルックスは問題ないというか、本当に美しい人。オリエンタルな東洋の神秘と、それに絡め捕られる男性の役。彼とならワクワクする稽古場になるのではないかと思っています」と心待ちにした。
日本では1990年の劇団四季以来、32年ぶりの“再演”に「プレッシャーはありまくりですが、役者として懸けることができる作品。お客さんを僕の脳内劇場にお連れしたい。水先案内人になれるよう頑張ります」と作品をPRした。
東京では6月24~7月10日に、東京・新国立劇場小劇場で上演される。