とよた真帆 夫・青山真治監督の遺作製作を宣言「何とか形に」自身もプロデューサーに

 女優のとよた真帆が13日、インスタグラムを更新。3月21日に57歳の若さで死去した夫で映画監督の青山真治さんが撮影予定だった作品を製作することを明かした。

 とよたは、訃報後初めての更新で「夫の青山真治の永眠につきまして 多方面からの暖かい励ましのお言葉を頂き、本当に本当にありがとうございました。悲しみの中で、皆様からのお気持ちが力になり過ごしております。」とつづった。

 続けて「今年の初夏から青山真治監督の新作映画の撮影が予定されていました。今回、私もプロデューサーの1人として参加し青山やスタッフ一同と打ち合わせを重ねる日々でした。」と告白。「今は青山が残した素晴らしい脚本を前に皆で呆然としておりますが、青山が残した宿題としてスタッフ一同と何かの形になるよう進めて参りたいと思っております」とつづった。

 青山監督が残した脚本を自身がプロデューーサーの一人として参加する形で、完成を目指すという。

 さらに「そして、青山はとよた真帆として仕事をする私をいつも応援してくれておりましたので歩みを止めることなくゆっくり前へ進みたいと思います」とも約束した。

 青山監督は「EUREKA(ユリイカ)」」がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、世界的な評価を集めた。昨年春ごろから食道がんの治療を続けていたが、3月に急逝した。

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