熱愛で脱退のアイドル、社長で活動再開 恋愛、発信「もっと自由に」

 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、Juice=Juiceの元メンバー高木紗友希(24)が11日、YouTubeに「アイドル辞めて社長になることにしました。」と題した動画を掲載し、今後の活動について報告した。

 高木は昨年2月に、「文春オンライン」でシンガー・ソングライターの優里との熱愛が報じられた。それを受け「ハロー!プロジェクトのメンバーとして、自覚を欠いていると総合的に判断した」(事務所HP)と、グループ及びハロプロから脱退。3月31日付で所属事務所アップフロントプロモーションとのマネジメント契約を終了していた。

 11日の動画では「芸能事務所っていうのは土台があるので、広告をうっていただいたり、テレビに出演させていただいたりしてました。歌もダンスも、その道のプロの方に教えてもらえる。本当にありがたかったなと思っています」と感謝。しかし、続けて「会社って理不尽とか納得いかないことってあるじゃないですか」とコメント。「今の芸能界って恋愛できなかったりとか、自分のしたい発信を自由にすることができなかったりするんですね」と不満をあらわに。「もっと自由にエンタメを追求したいなっていうのは前から考えていたことだったので、自分で会社を立ち上げようと決めました」と社長となる思いを吐露した。

 自身のマネジメント会社を立ち上げ「今自分ができる音楽だったりYouTubeの配信をやっていけたらいいなと思っています」と音楽活動を再開することも明言。「土台のある事務所に入らなくても、自分でがんばれば結果はついてくるんだっていうのを証明したいと思いました。新しい芸能の形をわたしなりに作っていきたいと思います」と強気に語った。

 さらに、現在事務所に所属しているが、思い通りに活動できていないタレントに向かって「そういう子たちの行き場になればいいなと思っています」と受け皿になる意向であることも告白した。「会社名は『株式会社あのね』。機材もないし、知識もないし、人もいないし、0からのスタートなんですけど」と前向きに語った。

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