ＮＨＫの鈴木奈穂子アナウンサーが７日、ＭＣを務める同局「朝イチ」に出演し、号泣する姿を見せた。前番組の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で離ればなれになっていた安子（森山良子）と娘・るい（深津絵里）の再会のシーンが描かれた。

　物語のクライマックスでもあり、互いにわだかまりを持ったまま別れていた母娘の感動の和解。ＭＣの博多華丸・大吉の大吉から「泣いてましたねー」と振られた鈴木アナは、大きなタオルで涙をぬぐった。

　「実はきょう、スタッフがタオルを置いてくれてたんですが」と鈴木アナが見せたタオルには「キレの良い店　森岡酒店」の文字。劇中で、おいでやす小田が店主役を務めた「森岡酒店」のグッズだった。「（ＮＨＫ）大阪局からわざわざ送ってくれてたみたいで」と泣き笑いで説明した。

　大吉は「それがあるからって泣きすぎだなーと思ってましたけど」と苦笑い。ここで登場したゲストのサバンナ・高橋茂雄は「メリー・クリスマス」。ドラマがクリスマスのシーンだったことで、きっちりと余韻にひたっていた。大吉は「ひなた（川栄李奈）以上に泣くのやめてくんない」とツッコんでいた。