純烈・小田井 今年いっぱいで脱退 結成から15年間支えた最年長「後悔はない」

 後上翔太(左)、酒井一圭(同2人目)、白川裕二郎(右)の横で脱退の経緯を説明する小田井涼平(撮影・金田祐二)
 自身が卒業した後のメンバーの並びを確認する小田井(右)
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 4人組ムード歌謡グループ・純烈の小田井涼平(51)が、今年いっぱいでグループ活動を終了することが1日、分かった。モバイルファンクラブサイトで発表した。その後、都内でメンバーとともに取材に応じ、ラストステージを「4人で最後まで精いっぱい頑張って、夢の(NHK)紅白歌合戦5年連続出場を目指します」と力強く宣言した。

 結成から15年間支えてきた最年長が純烈から去る。同サイトで小田井は、当初はNHK紅白歌合戦に初出場した2018年に「自分が50歳になるタイミング(21年2月23日)」にグループ活動を終了したいと伝え、その方向で話し合いを進めていたと説明。その後、19年にメンバーがスキャンダルで脱退し、20年にはコロナ禍に突入するなど不測の事態が重なり、この日の発表に至ったという。

 小田井は「考えに考えた上での決断なので後悔はないのですが、純烈は自分にとって家族のように居心地の良い場所なので、活動終了までの数カ月を悔いの残らないよう楽しみ切りたい」とコメント。グループを抜けた後は「普通のおじさんに戻らず、自身の目標を追いかけて芸能活動により一層励みたい」とし、「経験したすべての事を生かして頑張りたいと思っています」と未来を見据えた。

 脱退を決意した18年に結婚したタレント・LiLiCo(51)には相談したものの、最後は自分で決断したという。「パパの人生はパパの人生だからと。うちの奥さんは芸能界の中では苦労人だと思っているので、逆に力強く思いました」と笑顔を見せた。

 純烈は4年連続で紅白に出場しており、小田井は「4人で最後のその日まで精いっぱい頑張って、夢の紅白5年連続出場を目指します」と決意新た。リーダーの酒井一圭(46)も「はなむけのラストステージというのが一番、僕らの願いでもある」と力を込めつつ、「3人はやっぱり寂しいねん」と来年以降に新メンバーを迎える構想を明かした。

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