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泉ピン子“終活”朗読劇「すぐ死ぬんだから」78歳主人公の波瀾万丈人生 自身に重ね

 夫婦役を演じる泉ピン子(左)と村田雄浩(撮影・高石航平)
 朗読劇について話す泉ピン子(撮影・高石航平)
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 女優・泉ピン子(74)の朗読劇「すぐ死ぬんだから」(東京・あうるすぽっと)が8月4日の東京公演を皮切りに、富山、福岡、熊本など計8都市で上演されることが31日、分かった。脚本家・作家の内館牧子さん(73)原作の人生100年時代を痛快に描いた同名ベストセラー小説を舞台化。ピン子は今作を女優人生の集大成と位置付けており、このほどデイリースポーツなどの取材に意気込みを語った。

 今年で75歳を迎えるピン子。「これを終活にしたいと思っています」と言い切るほど、並々ならぬ熱量をにじませた。

 恩師の脚本家・橋田壽賀子さんが死去し、今月4日で一周忌。「考え方がすごく変わって。人間いつ死ぬか分からないから」。自身の人生を振り返るタイミングに、ふさわしい作品に出会った。

 78歳の主人公・忍ハナの喜怒哀楽を痛快に描く。波乱万丈の自身の人生と重なる部分があるという。

 原作では愛人と対峙(たいじ)する場面が描かれ、劇中でもそのシーンは登場する。自身も夫の浮気という経験と向き合ったが、「ひとりになったらやっぱり落ち込む。でも、負けてたまるか、一発かましてやるっていう精神がアタシと似てる」と共感を口にした。

 たくましく生き抜くところも共通している。当時、ワイドショーをわかせた“号泣会見”を自ら振り返り、「あれは実はシナリオがあって、橋田先生が号泣しろって言ったのよ。でも、あんなにウケなかった会見ってなかったわね」とあっけらかん。元気の秘けつについて「嫌なことは都合よく忘れること。そうすると長生きする」と笑い飛ばした。

 今作では4~5役を演じる予定。夫役は「渡る世間-」などの共演で古くから親交のある俳優・村田雄浩(62)が務める。観客との距離が近く感じられる朗読劇は、かねてから熱望していたといい「今回は地方もたくさん行って、『泉ピン子』を育ててくれた皆さんにこちらから『ありがとう』の気持ちを届けに行きたい」。ハナの生きざまと、ピン子の75年の喜怒哀楽が共鳴し合う。

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