タレントのヒロミが２９日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」で、俳優の木下ほうかが性加害報道を認め、芸能活動を無期限休止することに「芸能界長くいるけど、こんな話聞いた事ない」と首を傾げた。

　番組では、木下が性加害報道を概ね認め、芸能活動を無期限休止するというニュースを取り上げた。木下は所属事務所の契約も解消され、出演予定のドラマにも降板を申し入れている。被害女性の女優は、拒むと悪いうわさを流される恐怖などから、行為を断れなかったなどとしている。

　ヒロミは「芸能界に長くいるけど、こんな話、聞いた事ない」と驚き。「芸能界でこんなことで出られたりもないし、うそだと思った方がいい」とも語った。

　木下が概ね報道を認めていることから「本人も認めてるって事だから、こういうの出ると芸能界、日常的に起きてると思われちゃうかもしれないが、聞いた事ない」と何度も強調した。

　安藤和津も「残念だと思うのは木下さんの謝罪文に血の通った言葉がないような気がして」との印象を語り、誘いを断る強いメンタリティこそが、芸能界を生き抜くことに必要だと訴え。

　そして「演技指導で１対１でやるなんて、もし女優を目指している人がいたら絶対やめてください」「ワークショップに行くなり、（指導を）積める場所はどこでもある。光る演技なら横を通っただけでも見つけてくれるから、こういう人の餌食にだけはならないで」と必死に呼びかけていた。