人気アニメ「鬼滅の刃　遊郭編」の最終回となる第十一話「何度生まれ変わっても」が１３日、フジテレビ系で放送された。劇中で「上弦の陸」の鬼・妓夫太郎の回想の中で過去に「上弦の陸」だった鬼が登場。エンドロールで声優が宮野真守であることが明らかになった。

　この過去の「上弦の陸」の鬼が上弦の弐の鬼となっている童磨だった。童磨の声が宮野と分かり、ネットは大盛り上がり。「原作と同じ声」というワードがトレンド入りした。

　童磨は万世極楽教の教祖で、表面上は気さくだが、実際にはまったく空気を読まず、他人にも共感を示さないサイコパス的キャラクター。原作はコミックで、実際には声は出ていないが、ファンの間では童磨のイメージが宮野にぴったりという声が以前から出ていた。コミックを読みながら脳内再生していた声がそのまま登場する“期待通り”のキャスティングにファンが歓喜した形となった。ネットではほかにも「やっぱり宮野」というワードも一時トレンド入りしていた。

　エンディングでは、主人公・竈門炭治郎らが所属する鬼殺隊の霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃の画像も映し出され、「鬼滅の刃　刀鍛冶の里編」が制作されることも伝えられた。