「カムカム」ヒロイン・川栄李奈 仲良し横山由依との会話で使うエセ関西弁抜けず苦労
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合、前8・00ほか)の京都編でヒロイン・大月ひなたを演じる川栄李奈(26)と大部屋俳優・五十嵐文四郎役の本郷奏多(31)がこのほど、デイリースポーツなどの取材に応じた。今作はラジオ英語講座とともに歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。10日から登場する川栄は、高校3年になる直前の17歳から50代後半までひなたとして生きていく。
新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大が続いており、川栄、本郷ともに関西生活で息を抜く時間もなかなかないという。川栄は「家から出てない。テイクアウトでお好み焼きとたこ焼きは食べました。おいしかったです」といい、本郷も「部屋から出ない。普段だと自分の家にいると楽しいことがあるので夜更かしするけど、たくさん寝られます。毎日たくさん寝てリフレッシュしてます」と話した。
「26年間で一番勉強してます」という川栄は、英語と京都弁ついて「どちらも難しい。関西弁をやるってなったときに方言をたくさん聞いたんですけど、1つの言葉でもニュアンス(の違い)があるのが難しくて、聞いても聞いてもピンと来なかった」と明かした。それでも、「撮影に入って1カ月ぐらいして関西弁に慣れたとき、英語(のセリフ)が始まって。英語の難しいのを聞いたら…。関西弁も日本語なので」と吐露したように、難易度は英語の方が上のようだ。
また、AKB48時代から仲のいい京都出身の横山由依(29)との会話に触れ、「(自分は)エセ関西弁を使っていて、それが頭に入っていて(抜けなくて)大変。耳に入ってきて、この言葉は(横山が)使ってるなというのもある」と告白した。
ひなたは時代劇が大好きで映画村のショーを「パラダイス」と感じている。川栄自身は「動物好き。犬好きで実家には5匹いて、小さいころは犬の関係の仕事がしたいと思ってました。ペットショップとか。犬がいたらパラダイス」と打ち明けた。
また、何をやってもうまくいかず、挫折を繰り返すひなたと自身の共通点を聞かれると、「(ひなたは)私も見ていて応援したくなる子。何をやっても長続きをしないのは自分を見ているよう。(演じていて)すごくやりやすい」と即答。
ヒロイン決定後、予習のために英語の本を3冊、DVDも購入したというが「(本は)1回も開いていない。ひなたの気持ちが分かる」と笑わせた。等身大?の演技で視聴者を魅了しそうだ。
