俳優の故渡哲也さんが主演し、三浦友和（７０）が共演した刑事ドラマ「西部警察」の写真集シリーズ第３弾「『西部警察　ＰＥＲＳＯＮＡＬ３』　三浦友和」（青志社）が、４日に発売されることが２日、分かった。

　三浦が演じた“オキ”こと沖田五郎刑事のパーソナルブックで、初公開を含む秘蔵写真１７４点を掲載。２１ページにわたる三浦のスペシャルインタビューも盛り込まれている。

　三浦は「西部警察　ＰＡＲＴ－２」の第１話（１９８２年５月３０日放送）から登場。人質の少女を救出する際、犯人から腰に受けた弾丸が摘出不能となり、“鉛毒”で余命半年を宣告された悲劇の刑事を演じ切り、新たなファン層を開拓した。

　最後は明らかな殉職ではなく、「ＰＡＲＴ－３」（８３年）序盤の第６話で、白い雪原に生死不明のまま姿を消すという、余韻を残す去り方をしている。

　“最期”から約４０年を経てのオキの“肉声”。インタビューでは「重圧感がすごくありました。“自分に務まるのかな？”という不安です」と述懐し、渡さんや故石原裕次郎さんとの思い出をはじめ、ラストシーンや衣装、ヤング大門”という印象を与える“五分刈り”の秘話などを語り尽くしている。