吉村知事、オミクロン株「インフルとは違う。対策も拡大」新規感染1万1200人前後

 大阪府の吉村洋文知事が2日、大阪府庁で会見。この日の大阪の新型コロナウイルスの新規感染者数について「本日の陽性者の数は1万1200人前後になる。詳細は夕方に発表する」とした。1日は過去最多となる1万1881人だった。

 大阪で1日に判明したコロナ感染による死者が18人。増加していることに関して、吉村知事は「お亡くなりになる方を1人でも減らしたい。現状は亡くなられたらすぐに発表するというスタンスをとっている。高齢の方が多い。感染が高齢の方に広がりつつある。若い世代から高齢者にという状態に入っている中で、持病があったり、重い疾患を持った方も多くいらっしゃる。(オミクロン株は)デルタより重症化は少ないといわれても、そういう方は重症化するし、お亡くなりになる方も出て来てしまう」と説明。

 「今後、重症者が増えてくると思うが、高齢者への治療、対応が大切になってくると思って動いている」と続けた。

 また、オミクロン株とインフルエンザの比較について言及。「インフルエンザと同じとは思っていない。これだけ感染力が強い株。いまインフルエンザはほぼゼロ。去年もほぼゼロ。マスクとか手洗い、うがいの感染対策を徹底してやることによってインフルエンザはほぼゼロだが、これだけやってもオミクロンは(これまでの)インフルエンザ以上の拡大スピードで増えている。陽性検査も全部キャッチできてるとは到底思えない。若い世代の重症化事例は少ないが、一方でリスクのある高齢者に伝播していくと病床は埋まってしまう」と見解を示した。

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