吉村維新副代表「選挙目当ての野合談合」 都民ファと国民“復縁”を批判
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日本維新の会の副代表、吉村洋文氏(大阪府知事)は14日、国民民主党と、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が合流も視野に、夏の参院選での選挙協力を進めていることについて、「夏の参院選目当ての野合談合」と批判し、「我々維新としてくみすることはない」と明言した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は2017年に小池氏が立ち上げた希望の党に合流し、小池氏が代表辞任後に後任を務めた経緯もある。
吉村氏は国民民主と都民ファの連携について、意見を求められ、「夏の参院選を優位に進めたいとの思いの野合談合だと思います。選挙前の離合集散」と批判。「我々維新としては、くみすることはない。維新はしっかりと自分たちの政策をこれからもやっていく」と語った後、「(旧党の)希望の党もいろいろと分裂もし、いろいろ経緯があるわけですが、そこをさしおいて、夏の参院選を前に選挙目当てで、選挙互助会を作る、と」と過去の分裂を水に流し、選挙目当ての“復縁”と皮肉った。