オール巨人「今年は自宅で採点」 ブログでM-1寸評、オズワルド1本目「満点に近い」

 漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール巨人が1日深夜、ブログを更新。昨年、審査員を務めた「M-1グランプリ」決勝の寸評をアップした。

 冒頭では「長く審査員をさせていただきましたが、今回をもちまして卒業とさせていただきます」と改めて報告。「続けて下さい」などの声に感謝した。さらに、上沼恵美子と「今年でラストイヤーという約束をしました」と明かして本題に。

 91点をつけた「モグライダー」は「非常に良かった」とし、「(“さそり座の女”の)『いいえ私は~』のいいえに気が付くとはちょっと悔しいくらい面白い!」と称賛。「順番が変わってたらファイナルに残っていたかも」と出番トップが運命を分けたとした。

 ファーストステージ最高の94点とした「オズワルド」は「直すところがないって!」と絶賛。昨年、自身とダウンタウン・松本人志のアドバイスが異なって悩ませたとしたが、改善されたという。「僕の94点は、おかしな言い方ですが満点に近い。僕と(96点の)松本君の見方は少し違うのかも知れませんが、点数はほぼ同じ。登る道は違うけど山頂は一緒」と褒めあげた。

 92点とした優勝の「錦鯉」には「審査をしようと構えながら見ていましたが、途中で漫才って楽しかったらそれだけでいいんやなあ~って思えたり。とにかく50歳のおっさんが、暴走気味にはしゃいでるのを楽しく見れたので92点を付けました」と理屈抜きとした。

 同じく92点の「インディアンス」は「息も間も良くて、(ナイツの)塙君が『6000組で1番上手い漫才』って言ってましたよね、納得の意見」と技量に感心。ただ、「CMとかアニメのネタで笑いを取るのは少しネタが軽くなってしまう」と指摘した。

 巨人が採点した上位3組と一致した錦鯉、インディアンス、オズワルドで争ったファイナルは「僕の決め方でオズワルド君に入れました!3組ともによく笑いも取っていましたし、僅差でしたね」と説明。最後に「今年のM-1は自宅で、採点しながら楽しみたいと思います」とまとめた。

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