橋幸夫 引退後のロマン語る「自分が思うもの夢としてやっていきたい」

 ピアノ演奏を披露する橋幸夫=東京・福生市民会館(撮影・西岡正)
 オープニングで殺陣を披露する橋幸夫=東京・福生市民会館(撮影・西岡正)
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 80歳の誕生日となる2023年5月3日を最後に歌手活動を引退する橋幸夫(78)が8日、東京・福生市民会館で、全国160カ所を巡るラストコンサートツアー「人生は長いようであっという間 夢を持って生きよう!」の初日を迎えた。

 遠方からも多くのファンが駆けつけ、約400枚のチケットは完売。10月の会見で“声帯の衰え”を引退理由に挙げた橋だが「まだ私は元気です!」と開口一番アピールした。

 デビュー曲「潮来笠」から最新シングル「この道を真っすぐに」(22日発売)、レコード大賞を受賞した「いつでも夢を」まで全21曲を歌い上げ、華麗なドラムさばきをステージ初披露するなど、予定を大幅に超える約3時間のステージで、健在ぶりを見せつけた。

 橋は「人間誰でも、ちっちゃい夢でも大きな夢でも持たなきゃいけない」と上限いっぱいの観客に訴え、「大人たちに仕組まれてやってきた芸能界なので、自分の思いで何かをしたいというのが理想だった。これからは自分が思うものを夢としてやっていきたい。今計画していて、来年発表しますから」と、歌手引退後のロマンを語っていた。

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