若狭勝氏 泉田議員の裏金要求暴露に「ちょうどボーダーライン的なところ」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が2日、新潟5区の衆院選挙で泉田裕彦議員が自民党新潟県議の星野伊三夫議員から裏金を要求されたと1日に会見したと報じ、元衆議院議員の弁護士・若狭勝氏は選挙前のお金のやり取りは最近でも行われていると指摘。「買収やなんかの犯罪になるケースと、犯罪ではなく純然たる政党の支部に対する寄付というのがちょうどボーダーライン的なところ」だと解説した。

 番組では泉田議員の会見を詳報。泉田議員は9月に星野議員の自宅に呼び出され、「泉田さん勝とうや」「2、3000万をもったいながったら人生終わるよ。いちいち警察に報告するわけじゃないんだから」などと裏金を要求され、そのときの音声データもあるとした。一方の星野議員は同日、「全くない。でたらめ」などと全面否定していることも伝えた。

 若狭氏は「テープを実際に聞いてみないと、ある程度断定的なことは言えない」と断った上で、「家に呼んで2人きりで話してるという状況的なことを考えると、怪しげなお金のやり取りがあった可能性はあるとは思う」と推察。

 さらに、元衆議院議員の立場から「私の経験に即して言うと、こういった選挙前にお金のやり取りするっていうのは、昔も多かったですけど、最近でも結構行われていること。それは、本当に買収やなんかの犯罪になるケースと、犯罪ではなく純然たる政党の支部に対する寄付というのがちょうどボーダーライン的なところ。ですから、テープ聞いてみると、そのどっちなのかが明らかになる」と説明した。

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