オミクロン株「空気感染なら強い措置を」医師が呼びかけ 政府は外国人入国停止

 TBS
 東京都の小池百合子知事(左)から「今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書」を受け取る岸田首相=29日午後、首相官邸
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 医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が29日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演し、新型コロナウイルスのオミクロン株について「空気感染するならもっと強い措置を」と最大限の警戒を呼びかけた。

 南アフリカなどで、新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が伝えられており、南ア以外の国にも徐々に拡大しつつある。この日、岸田文雄首相は外国人の新規入国を原則停止することを表明した。「『岸田は慎重すぎる』という批判はわたしがすべて負う覚悟でやっていく」と強い思いを示した。

 オミクロン株については感染力、重症化しやすいのか、など不明な部分も多いが、森田氏は「今(個人で)できることは基本的な感染防止。マスク、手洗い、三密を避ける、換気」と基本の徹底を説いた。続けて「いろいろ情報が出て来て、空気感染するとかそういうことになったときは、もっともっと強い措置をしなければいけないという可能性も出てくる」と訴えかけた。

 香港でもオミクロン株の感染が報告されており、ここではホテルの向かい合った部屋の2人が感染。2人は直接接触はなく、空気感染の可能性も指摘されている。

 森田氏は、28日の日本全国での新規感染者が73人で「今、コロナウイルスが日本にほとんどいないと言っても過言ではない」と指摘。73人のうち12人が検疫(海外からの渡航者)で発見された点に注目し「鎖国的なことをしていれば、急に第6波はおきないのかな」と迅速な対応を期待した。

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