朝ドラ “2人の父”の息子を思う気持ちにネットも感涙「グッときた」【ネタバレ】

 18日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、稔の父・千吉(段田安則)と、安子の父・金太(甲本雅裕)が対面し、商い、そして息子への思いを吐露するシーンが放送され、ネットの涙を誘った。

 この日の「カムカム-」では、ついに稔(松村北斗)が出征することとなり、稔の結婚の準備が始まる。これに勇(村上虹郎)が父・千吉へ「家のための結婚はわしがするから」と稔と安子の結婚を認めてあげて欲しいと直談判。「せめてあんこ(安子)に会うてあげてよ。会えば分かる」と説得する。

 その後、千吉はたちばなに立ち寄る。もちろん稔の父とは知らない安子は、祖父の初七日に用意したお汁粉をふるまうと、そこへ金太が姿を見せ、稔の父であることに気付く。

 金太と千吉は2人きりでお汁粉を挟んで会話を続ける。菓子と繊維と分野は違うが、商いに対する真摯な思いは通じるものがあった。さらに金太は長男・算太が出征する際に「勘当」したため見送りに行かなかったことを後悔していると告げ、「どうぞ悔いのないように息子さんを送り出されて下さい」と呼びかける。

 この“2人の父”のシーンにネットも「子を思う気持ちにグッときた」「それぞれの父の思いが胸にきた」「父同士のシーン、良かった」「父2人の配役に、甲本雅裕さんと段田安則さんをあてた判断に本当に拍手を送りたい」「商い人の姿が見える2人の父の会話にしんみりした」などの声があふれていた。

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