坂上忍 “一日100万円問題”に皮肉「こういう時だけ与野党一致に」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が16日、問題視されている国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)の満額支給について取り上げ、MCの坂上忍は「こういう時だけ与野党一致になるんだね、この人たちはね」と、皮肉たっぷりにコメントした。

 番組では、日本維新の会の新人議員・小野泰輔議員が投稿サイトに10月31日の選挙だったにもかかわらず、当選者には10月分の文通費100万円が満額支給されたことを疑問視する文書を公開したのが“一日100万円問題”の発端だったと報道。

 坂上は、文通費に領収書がいらないことにも切り込み「まあ文通費に関して言うと、そもそも領収書いらない100万円ってどうなんだよっていう問題はもともとあるんですけど。働いてもないのに100万円もらえちゃって、いい商売ですね」とチクリ。

 元衆議院議員の弁護士・横粂勝仁氏が「もらっていた立場で、ちょっと恐縮なんですけど」と断った上で「文書通信交通滞在費っていうのは、国会議員の特権中の特権といって過言ではない。聖域で、与野党一致団結して守り抜く。歳費が日割りになったっていうのも最近」と、自身が当選した2009年に8月30日と31日の2日間で満額もらえてしまっておかしいということで日割りになったと説明。その時に文通費は日割りにしなかったとも話した。

 さらに、最近の例を挙げ「コロナで2割削減ですとか、復興財源で2割削減してる時があるんですが、全体の2割ではなくて歳費の2割なので、その(文通費の)100(万円)を足すと結局1割少々なのに、身を切る改革をカモフラージュできるってことで、国会議員にとってうま味でしかない」と解説。

 ムッとした表情の坂上は「これはでも、こういう時だけ与野党一致になるんだね、この人たちはね」と、不快感を示した。

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