玉川徹氏、マイナンバーカード3万円分ポイント全否定「個人情報を政府が握る」

 テレビ朝日の玉川徹氏が8日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、マイナンバーカード政策について「スケベ心を出すな」と苦言を呈した。

 コロナ禍の中での経済対策としてマイナンバーカード保有者にポイントを給付する案が浮上している。公明党が「マイナンバーカードを持っている人、取得する人にポイント3万円分を給付する」という案を出している。

 司会の羽鳥慎一は玉川氏を「マイナンバーカード拒否症ですからね」と軽くいじった。玉川氏は「ワクチンパスポートとして使うっていう話も完全についえましたよね。スケベ心をこういうところで出すなっていうんですよ!」とピシャリ。ポイント3万円分のための予算は3兆円とされており、「カードの普及のために3兆円使うの?」とあきれた。

 さらに、情報の出口となるカードの管理をしっかりとしない限りは不安があると断言。「政府がいろんな情報を一元化して、いろんなものを勝手に使うんじゃないか」という疑いもぬぐいきれないとした。銀行口座やクレジットカードなどとひも付けば「ばく大な個人情報を政府が握ることになる」とし「これをどう使われるか分からないといったら、恐ろしいことですよ」と、まずは情報管理についての不安を取り除くべきと主張した。

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