三代目古今亭圓菊 襲名披露公演「ようやくスタート切れた」

 三代目古今亭圓菊(51)が襲名披露公演を31日、東京・鈴本演芸場で行った。父である先代圓菊から稽古を受けた「幾代餅」を披露し、満員となった客席から大爆笑をとった。

 公演後は囲み取材に応じ、「ようやくスタート切れたなと。終わった後の方が実感が強かった。高座では普段通りでしたね。もっと緊張すると思ってたけど、30何年やってたら、意外と冷静なんだなって。周りの若い子たちが緊張しないようにしてくれてたからですね」と心境を語った。

 高座前には先代のお墓参りに行ったといい「名前つぶしちゃったらごめんねと謝っておきました」と苦笑い。自身の趣味であるサーフィンにかけて「きょうの波は台風の後の良い波でした」とすっきりした表情で振り返った。

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