吉村府知事が有楽町で演説「永田町の非常識変える」に拍手 つのだ☆ひろも
日本維新の会副代表・吉村洋文大阪府知事(46)が17日、東京・有楽町駅前で街頭演説に登場した。小雨が降りしきる中、選挙カーに登壇した吉村氏は20分強にわたり政策などを熱弁。全国的な知名度を誇る吉村氏の言葉に、1000人の聴衆が耳を傾けた。
多くの傘の花が開く駅前広場。冒頭、国会議員が冬のボーナスを受け取っていることに「腹が立ってます。おかしいですよ。こんな民間会社はありません」と怒りをにじませ、聴衆の心をつかんだ吉村氏。大阪府知事としての身を切る改革などでの実績を強調し「永田町の非常識を変えていきたいです」、「野党と自民党がどかーんとぶつかっていける改革政党。これをぜひやらせてもらいたんですよ」と訴えると、万雷の拍手が起きた。
日曜の昼下がりということもあり、東京に襲来した人気知事の姿を一目見ようと買い物客を中心とした老若男女が足を止め、雨天にもかかわらず広場は熱気に包まれた。聴衆の中には歌手のつのだ☆ひろ(72)の姿もあり、関係者から「ありがとうございます」と感謝されるひと幕もあった。