最優秀賞100万円 関西万博キャラクターデザイン公募 松本幸四郎「形になること心待ち」

大阪・関西万博「公式キャラクターデザイン公募」記者発表に出席した大阪・関西万博アンバサダーの松本幸四郎=大阪市内のホテル
大阪・関西万博「公式キャラクターデザイン公募」記者発表に出席した松本幸四郎(左)と公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長=大阪市内のホテル
大阪・関西万博「公式キャラクターデザイン公募」記者発表に出席した大阪・関西万博アンバサダーの松本幸四郎=大阪市内のホテル
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 歌舞伎俳優・松本幸四郎(48)が15日、大阪市内で行われた大阪・関西万博「公式キャラクターデザイン公募」記者発表に出席した。

 万博アンバサダーを務める幸四郎は、昨年のロゴマーク決定の瞬間に立ち会ったことを踏まえて「1つのものが決まっていく始まりの場にいることに興奮している。どのようなキャラクターにするか、多くの方に考えていただいて、楽しんでいただいて、1つの形になることを心待ちにしている」とあいさつした。

 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を伝えるための公式キャラクターは、「世界中の多くの人から親しまれ、愛されるもの」などの審査観点から選考される。来春発表予定で、最優秀賞には賞金100万円が贈られる(優秀賞10万円)。

 また、「万博を盛り上げる役割を担いたい」と誓った幸四郎は、「自分も歌舞伎の世界でキャラにあこがれて、あの扮装(ふんそう)をしてみたいと精進している。多くの方が演じられ、長い年月がかかって今でも存在している『型(かた)』。今回のキャラクターデザインも一つの型。歴史、伝統の1ページになることを期待している」と思いを明かした。

 応募資格は18歳以上(日本国籍または、日本在住の外国籍で国内に住民票がある人)で、個人または10人以内のグループでの応募が可能。1人(1グループ)1点までで、両方で応募の場合は総数2点まで。選考委員会の座長はグラフィックデザイナーの原研哉氏が務め、委員はタレント・中川翔子ら10人。応募受付は11月1日から12月1日まで。詳細は公募サイトまで。

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