将棋の藤井聡太三冠(19=王位・叡王・棋聖)が4日、東京・将棋会館で指された第71期王将戦挑戦者決定リーグで広瀬章人八段(37)を67手で破り、リーグ2連勝を収めた。これでリーグ成績は2勝0敗。渡辺明王将(37=名人・棋王との三冠)への挑戦権をかけて、7人総当たりで争う。
相掛かりの将棋で攻めに出て短手数で制した。藤井三冠は2連勝に「いいスタートが切れたと思うので、挑戦を目指して頑張りたい」と充実した表情で話した。
藤井三冠は10月8、9日から豊島将之竜王(31)に挑戦する第34期竜王戦七番勝負が開幕する。