吉本新喜劇の内場勝則 セリフ暗記はまず関西弁に翻訳「違う世界。うちは動物園」

 ミュージカル「ボディーガード」の取材会に参加した内場勝則
 ミュージカル「ボディーガード」の取材会に参加した内場勝則
 ミュージカル「ボディーガード」の取材会に参加した内場勝則
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 吉本新喜劇の内場勝則が30日、大阪市内でミュージカル「ボディガード」の取材会に参加した。

 ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーの主演により世界中で大ヒットした映画『ボディガード』(1992年)。内場はそのミュージカル・日本キャスト版に出演する。2020年春に初演を迎えたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、公演はわずか5回で打ち切りになっていた。

 2年ぶりの再演決定に内場は、新喜劇風に「やったぁ」と開口一番に喜びを語り、場を和ませた。さらに、初演を振り返って「違う世界に来ている感じでした。自分でやっていても夢のような世界。うち(新喜劇)は動物園のようですから」と笑わせ、「まわりみても景色が違う、予算が違う。空気が違う。においが違う。女性がきれい」と、“自虐ネタ”でオチも付けた。

 本作は、主人公のレイチェル・マロンを柚希礼音、新妻聖子に、今回から新たにMay J.を加え、トリプルキャストで演じる。また、レイチェルを守るボディガードのフランク・ファーマー役に大谷亮平、内場はマネジャー役で出演する。

 ミュージカルを演じる上での苦悩として、「標準語が頭に入ってこんのですよ。一回、関西弁に直してという二度手間、三度手間で…。ミュージカルは失敗を笑いには変えられないので」と関西人の苦悩?を明かしつつ、「僕は新喜劇をやっているので、笑いのエッセンスを少しでもね。緊張と緩和で、笑いがあればもっとすごいものになると思う」と、元座長としてのプライドもにじませていた。

 大阪公演は来年1月21~31日、梅田芸術劇場メインホール。東京公演は同年2月8~19日に東京国際フォーラムホールで上演される。

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