山口二郎教授 菅首相「人事権に愉悦感じた権力者、支えてくれる友も子分もいない」

 山口二郎法政大学教授が4日、ツイッターに新規投稿。3日に退陣を表明した菅義偉首相について「支えてくれる友や子分がいない」と人間関係の希薄さを指摘した。

 山口教授は「想像するに、菅という人は人間関係をすべて上下の支配服従関係でしか考えられず、人事権を嬉々として振るうことを権力者としての愉悦と感じてきたのだろう。その結果、支えてくれる友や子分がおらず、気づいてみれば一人ぼっちになっていたという結末」と投稿した。

 菅首相は3日、退陣する意向を表明した。自民党総裁選(17日告示、29日投開票)には立候補せず、再選を断念する考えを党臨時役員会で示した。総裁選前の異例の党役員人事への批判が噴出し、衆院選を前に急速に求心力を失った。

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