岸田氏 菅首相この1週間の問題点聞かれ「政治の信頼度を心配」

 自民党総裁選立候補を表明している岸田文雄前政調会長(64)が4日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」にリモート出演。衆院解散、内閣改造を実行できず退陣表明と大きく揺れた菅首相の1週間に、MCの弁護士・野村修也氏から「どこに一番問題があったと思いますか」と聞かれ、「政治の信頼度という意味において心配をしておりました」などと答えた。

 直球質問に、岸田氏も「私も報道等で知るばかりですが、方針、それから目指すところが毎日毎日日替わりで変わっていく、こうした目まぐるしさを感じてきた。これが国民の皆さんから見てどう映るのか、政治の信頼度という意味において心配をしておりました」と率直に語った。

 続けて、野村氏が「党役員の人事について、1期1年、連続3年と打ち出したことは非常に大きな影響を与えたと思っている。これを見た多くの方が『どうも岸田さん、ちょっと吹っ切れたんじゃないか』と言っておられた方が多かった」として、自身での評価を質問。

 岸田氏は「ご指摘いただいた主張は、あくまでも自民党を変えなければいけない。自らが変わらなければ信頼回復にはつながらない、そういったことで自民党の組織…新陳代謝ができる、中堅・若手を登用できる、こういった組織であることをしっかり示す制度として、ルールとして変わっていかなければならない。こういったことを申し上げました」と熱を込めて説明。

 「吹っ切れた」という評判については「私自身は特に意識はしていませんが、あえて言うならば1年間いろんな経験をしました。たびたび『もう岸田は終わったんだ』と厳しい評価もいただいてきました。そういったさまざまな経験を経て、自分自身少しは成長したと思っています。そういったあたりが少し出たのかなとは思います」と、悔しい思いをした経験も明かした。

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