俳優の石田純一が２日、文化放送「斉藤一美ニュースワイドＳＡＫＩＤＯＲＩ！」に出演。一部で報じられた「ノーマスクで深夜のバー通い」という記事について釈明した。過去にもこの番組で何度もコロナ禍の行動について謝罪してきたことから「番組に迷惑をかけるのがいやなので、辞めろと言われれば辞めます」とまで語った。

　番組冒頭、斉藤アナからマスクをせずに外に出ていたこと、夜８時までの時短営業の店がたくさんあるのに、深夜０時まで足をふらつかせ外出していたことへの説明を求められた。

　石田は「いろんな意味で不快な思いをされた方には申し訳ない」と謝罪。「ただ時短で、他にも営業できないとかはありますが、ここは営業しているところではない」と説明。マスクをしていなかったのは「マスクを取り出そうとしていたところを撮られた」と語った。

　飲酒をしていたことに関しては「（バーの前の）ご飯屋さんでは飲んでいた」と認め、「そこで何をしていたかを言っても、今の社会状況では言い訳にとられるからいいんですけど、遅くまでいたのは事実。軽率だった」と謝罪した。

　だが、やはり納得いかないのか「個人的にですが、ぼくらも逆らうわけじゃないが、たまたま（自分も）お店をやっていて、生きるか死ぬか。毎月赤字を垂れ流している」と苦しい台所事情を訴え「いつも思うが、直接関係はないが緊急事態宣言を出している政治家の方は自分たちで給料削ってるんですか？ボーナスもらったり納得いかない」と怒りをたぎらせた。

　そして「そんな話をしていたが、詮索されても仕方ないのですみませんでした」ともう一度謝ると「番組に迷惑をかけるのは嫌なので、辞めろと言われれば辞めます」とまで言い出した。

　斉藤アナは「我々は石田さんに説明して頂ければそれでいいが、番組はリスナーのもの。リスナーの方が納得してくれれば嬉しい」と言うと、石田は「納得されない方も多いと思う。それは不徳の致すところ。申し訳ありませんでした」としていた。