西川きよし ラジオで仁鶴さん悼む 人気ぶり「営業かけもちでヘリ使用は仁鶴さんから」

 タレント・西川きよし(75)が21日、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演。吉本興業の先輩で17日に84歳で死去していた落語家・笑福亭仁鶴(本名岡本武士=おかもと・たけし)さんをパーソナリティーの浜村淳(86)とともに追悼した。

 西川は仁鶴さんについて「とにかくラジオへ出たらハガキを読んで、機関銃のごとく。爆笑に次ぐ爆笑。声張り上げて『どんなんかなぁ』言うて。劇場では天井が抜けるほどの笑いの波ですわ」と称えると、仕事でよく一緒になったという浜村も「そうですね」と同調。

 西川は「その後にやすし・きよしが出るんですわ。僕らが終わると、(桂)三枝さん、(現在の)文枝さんが出るんです。3人(組)で争ってねえ。競争してね、追いつき追い越せで。とうとう追い越せませんでしたけど」と回想した。

 浜村が「笑いましたのはね、仁鶴さんはもともと素人落語の出身なんですよ。どういう芸名でやってたんですかって聞いたら、『どたまうちだんじ(頭内団治)』というんです」とエピソードを披露すると、西川は「どたまうちだんじ?それ知りませんでした」と笑った。

 浜村は「おもろいなあ言うて。ほんなら三枝さん、今の文枝さんは学生落語のころどんな芸名でしたかって聞いたら『浪漫亭ちっく』でしょ。これまたキレイな芸名。仁鶴さんはいかにも大阪らしい。開けっ放しでね」と続けた。

 西川はミルクボーイ、ミキ、千鳥ら売れっ子芸人の名前を挙げた上で「東奔西走してますけどね、仁鶴さんのときからですね、営業の掛け持ちするのにヘリコプターを使い出した。セスナ機使い出した」と仁鶴の全盛時のすさまじい多忙ぶりを明かし、「僕らもその後ずーっと追いかけさしてもらって。阿波踊りいうたら、淀川の堤防からヘリコプターで、1回目なんば花月終わったら行くんですよ、徳島に。踊って生中継やってから、もういっぺん帰ってきて2回目の舞台やるんですよ」と振り返った。

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