鳥羽一郎 息子2人デュオと初親子ライブ 息子は「やりにくさしかない」

親子コンサートを行った鳥羽一郎(中央)と竜徹日記の木村竜蔵(左)と木村徹二(右)=神奈川・クラブチッタ
親子コンサートを行った鳥羽一郎(中央)と竜徹日記の木村竜蔵(左)と木村徹二(右)=神奈川・クラブチッタ
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 演歌歌手の鳥羽一郎(69)と長男・木村竜蔵(32)と次男・木村徹二(30)によるアコースティック兄弟デュオ「竜徹日記」が19日、神奈川・クラブチッタで初となる親子コンサートを行った。

 ゲスト出演などでの共演経験はあるが、正式なコンサートは親子初。直前の取材会では、鳥羽は「俺は本当に照れ屋。でも40年もやってきてると照れも薄れてきたね。昔は照れて、(親子コンサートなんて)とんでもないと言ってたんだろうけどやっぱり年取ったのかな、なんともない」と思いを明かした。

 一方、竜蔵は「やりにくさしかない。緊張感もありますし、きょうは礼儀正しく」と引き締め、徹二は「一番聞いてきたのは父親。活動を始めて最初の目標が父と同じステージに立つということだった。その夢がかなうので楽しみ。元気だけは負けないようにやりたい」と意気込んだ。

 鳥羽は息子2人に「有名になってくれるのが一番良いんでしょうけど、なかなかそうもいかないんで。2人でがんばってはいますね。兄弟がすごい仲が良いんですよ、これだけは自慢できる」と声を掛けた。竜蔵は「日本で一番仲の良い兄弟ユニットにしたい」、徹二は「小さい頃から見てた紅白に親子で出たい。まずはアルバイトを辞めて、歌手一本でやりたい」と夢を描いた。

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