橋下徹氏 菅首相に「医療界への強権発動」求める 重症・中等症ベッド増へ

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が18日夜、ツイッターを更新。菅首相に「医療界への強権発動」を求めた。新型コロナウイルスの感染爆発が止まらず、全国で医療体制がひっ迫している現状を踏まえ、重症・中等症ベッドを増やすよう医療界に「命令」する必要性を強く訴えた。

 橋下氏は「菅首相が今やらなければならないことは医療界への強権発動だ。その意味での非常事態宣言。保険医指定権限をフル行使するルールを作り、知事たちを動かす。これは首相にしかできない。」「政治が重症・中等症ベッドを増やすよう医療界に『命令』を出し、従わなければ強烈な制裁を加えるしかない。」と強権発動を提言。

 ワイドショーなどでは、福井県が体育館に重症化リスクの低い軽症者を対象に臨時の100床を設置したニュースが話題になっているが、橋下氏は「分科会でも提言があったようだが、今感染拡大地域に必要なのは重症・中等症ベッド」と強調し、「福井県体育館方式のような軽症・無症状者施設ではない」とズバリ。「一部メディアで福井県方式をやれ!という声があるが、ここの区分けをきっちりやらないと闇雲PCR検査拡大のように政治行政のエネルギーを消耗してしまう。」と“福井県方式”のムードに流される危険を指摘した。

 橋下氏は、医療資源には限りがあることを踏まえ、「軽症・無症状者に対しては自宅療養強化策で対応せざるを得ない」ともツイートしている。

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