米NBCも河村市長のメダルかじり問題を報道 五輪中継局、海外にも波紋
名古屋市の河村たかし市長が東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友(20)=トヨタ自動車=の金メダルを噛んだ問題が、海外にまで報じられる騒動になっている。5日、五輪放映権を持つテレビ局、米NBCが公式サイトで報じた。
“日本の市長がオリンピック選手の金メダルをかじり、コロナ禍で猛批判浴びる”との見出しで伝えた。
「名古屋市長の河村たかしは、カメラが回っている中で、マスクを外し、ソフトボールの後藤希友投手のメダルを噛み、コロナで不安になっている国民を激怒させた」などと報じ、東京五輪・柔道男子60キロ級で金メダルを獲得した高藤直久選手が「動画見たけど、『カンッ』て歯が当たる音なってるし」「自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに 怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ 俺だったら泣く」とツイッターで発信したことなども紹介。
後藤選手の所属先で、オリンピックのメーンスポンサー、日本を代表する大企業のトヨタ自動車が「尊敬と賞賛が感じられず、大変残念」などとするコメントを発表したことにも触れている。