放送人グランプリ 大根仁監督「放送人GP 大山勝美賞」受賞、自虐節で喜び

記念トロフィーを受け取る大根仁監督=東京・紀尾井町
受賞スピーチで喜びを語る大根仁監督=東京・紀尾井町
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 「放送人グランプリ2021」の贈賞式が31日、都内で行われ、映画監督で脚本家の大根仁氏(52)が「第7回大山勝美賞」を受賞した。連ドラから映画化もされた「モテキ」を始め、ドラマ「まほろ駅前番外地」、「共演NG」などのテレビ作品で積み重ねた実績が評価されたが、「深夜ドラマや数字(視聴率)が取れないマイナー番組ばかり作ってきたのにうれしいです」と自虐節で喜びを表現。「映画、CM、ミュージックビデオ…映像と名の付く物は何でも好きですが、育てられたのはテレビ。数々のテレビドラマに影響を受けました。これからも作り続けたい」と決意を新たにした。

 大賞は、昨年7月放送のNHK BS「レバノンからのSOS」を手掛けたドキュメンタリー・ディレクターの金本麻理子氏が受賞。同番組でナレーションを務めた大竹しのぶ(64)から祝福VTRが届けられ、「私がお手伝いする場所があるなら、いつでも呼んでください。これからも世界に真実を伝えてください」と激励されていた。

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