吉村知事 五輪は「自宅で応援を」コロナ感染拡大に危機感「若い世代で広がっている」

 大阪府の吉村洋文知事(46)が28日、大阪府庁で定例会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状の説明と、感染防止の徹底を呼び掛けた。

 吉村知事はまず、「大阪においても変異株、デルタ株の置き換えが進んできて感染が拡大しています」とし、「東京、首都圏の報道が非常に多いですが、増え方は大阪においてもほぼ同様です」と、危機感を口にした。

 府はこの日、新型コロナウイルスの新たな感染者が798人と発表。前日27日は同741人で、前週の火曜日(7月20日)は313人。2日連続の700人超に「吉村知事は4連休がありましたが、連休明け、昨日は700人台。前週の曜日と比較すれば、倍以上に増えている。今週、感染の拡大状況が続く予想。現状としては感染が急拡大している」と続けた。

 中でも、「ワクチンが行き届いてない層で感染が広がっている」とし、「直近1週間の平均で1・5倍。20代、30代が圧倒的に高い」と、若年層の感染拡大に危機感。「オリンピックについては今、真っただ中ですが、自宅で応援をお願いします。自宅でテレビに向かって、応援をしていただきたいと思います」と、感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

 「第5波にすでに入っている」と警戒感を強める吉村知事は、「自分はええやんかと、かかっても軽症やんかと思われる方が多いかもしれませんが、後遺症も非常に多くの方で出ているという状況でもある。特に若い世代の方を中心に感染対策の徹底をお願いします」と再度、強く呼び掛けていた。

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