NHK開会式中継で冒頭「誰のため何のための大会か」「担当者が変更」厳しい言葉も

 東京五輪開会式の冒頭で、盛大に打ち上がった花火(撮影・高部洋祐)
東京五輪が開幕し、国立競技場で打ち上げられた花火=23日夜、東京都渋谷区の展望施設「渋谷スカイ」
国立競技場周辺で五輪中止を訴える人たち=23日夜
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 東京五輪・開幕式が23日午後8時から国立競技場で始まり、NHKが生中継した。

 豊原謙二郎アナと、和久田麻由子アナが担当。

 冒頭、国立競技場の空撮からスタートし、豊原アナが「スタンドに観客の姿はありません。東京にとって57年ぶり、2回目のオリンピックは異例の大会になりました」と述べ、和久田アナが「開会式を巡っても担当者の変更が相次ぎました」と伝えた。

 「開催地東京は4回目となる緊急事態宣言のさなかです。世界でも深刻な感染拡大に苦しんでいる国は少なくありません。こうした状況での開催について、誰のための何のための大会なのかと日本国内だけでなく海外のメディアからも様々な声が上がっています」とも述べた。

 豊原アナは「一方、多くのアスリートにとって生涯をかけて目指してきた場所です。4年に1度の特別な舞台でひたむきにプレーするアスリートの姿にわたしたちは心を動かされ、時には明日への活力にさえなってきました」と述べ、和久田アナが「オリンピックの意義が問われている難しい状況の中、開会式では国民や世界に向けてどのようなメッセージが発信されるのでしょうか」と語った。

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