菅首相が米紙に語った五輪「やめるのは簡単」トレンド入り「ずるい」「精神論」
菅義偉首相が21日配信された米紙「ウォールストリートジャーナル」でのインタビューで、「五輪をやめることは一番簡単なこと、楽なことだ」と語り、ネットの急上昇ワードに「やめるのは簡単」が入った。
菅首相は同紙に対して、新型コロナウイルスの感染流行が続く中での東京五輪開催を「正しい判断」と断言。その根拠として、感染者数が欧米諸国に比べわずかで、「予防対策も徹底している」と説明したという。
さらに、近い関係者などから五輪中止が最善の判断と「何度も助言された」と告白。「五輪をやめることは一番簡単なこと、楽なことだ」とした上で「挑戦するのが政府の役割だ」と語ったという。
記事では、政府として五輪開催に挑戦することの重要性を説いているようにも読めるが、ネットでは「五輪をやめるのは簡単」という部分に反響が。
「だったらやめろよ」「競技始まってからのこの発言はずるい」「簡単なことすらできない」「なにこの精神論」「ここまでの状況ならやめることの方が難しい」「じゃあ緊急事態宣言もまん防もいらんやん」と厳しい声が相次いだ。