カンニング竹山 五輪巡る状況にあきれ果て「誰のためのオリンピックなんだろうか」

 カンニング竹山が21日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。東京都では31日連続で前の週の同じ曜日を上回っており、五輪関係者にも新型コロナ感染者が続出。また五輪開催に合わせ首都高の通行料金1000円上乗せなど大規模な交通規制で一般道が混雑している状況に「誰のためのオリンピックなんだろうかっていうのはすごく思いますね」と発言した。

 番組では菅義偉首相が20日のIOC総会の開会宣言で「ワクチン接種も始まり、長いトンネルにようやく出口が見え始めてきている。世界が大きな困難に直面する今こそ団結し、人類の努力という英知によって大会を開催することができる。そして成功させる。このことを日本から世界に発信したい」などと発言したことを紹介。

 時事通信解説委員・山田惠資氏は「菅さんとしての願望を言ったのかもしれないが、先が見えるから大丈夫だと全然社会は寛容になっていないのに、この言葉が出るっていうのはやっぱりズレを感じる」とピシャリ。また、経済界3団体の長がそろって開会式欠席を表明し、最高位スポンサーのトヨタ自動車が五輪CMを通常のCMに差し替えることも報じた。

 竹山は「誰のためのオリンピックなんだろうかっていうのはすごく思いますね。車も高速1000円高くしちゃってるけど無観客だし、何のためにやってるの?テロなの、何なの?って説明もしてほしいし。人流がっていうのわかるんだけど、オリンピックで外から選手入れて関係者も入ってきてるじゃんって」と批判。

 18日に迎賓館で開催されたバッハIOC会長らの歓迎会にも言及し「こないだの迎賓館でのパーティーも、感染予防はしてるんだろうけども、集まんな集まんなって感染予防したら集まっていいんでしょうってなるから。統一するっていうのは無理ですよ、きっとこの国では。いくら言ってももう聞かないと思う、みんな」と断言した。

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