岡田将生 主演舞台開幕に手応え「やっとお客様の前で最高の芝居を届けられる」

 舞台「物語なき、この世界。」の(左から)峯田和伸、岡田将生、柄本時生、内田理央(撮影:細野晋司)
舞台「物語なき、この世界。」の岡田将生(右)と峯田和伸(撮影:細野晋司)
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 俳優・岡田将生(31)が主演を務める舞台「COCOON PRODUCTION 2021 『物語なき、この世界。』」が11日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで初日を迎え、感慨にあふれたコメントを発表した。

 本作はリアリティーを追求した演出で、見る者の感情を揺さぶる三浦大輔による3年ぶりの書き下ろし作。新宿歌舞伎町を舞台に、10年ぶりに再会した岡田演じる売れない俳優・菅原裕一と、ロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸(43)が演じる売れないミュージシャン・今井伸二がある大きな事件に巻き込まれていくさまを描く。

 岡田は、初日を迎えるにあたり「この作品は疲れれば疲れるほど良くなってプラスになっていき疲労感イコール気持ちよくなってきて、とても充実した稽古ができました」と回顧し、「やっとお客様の前で最高の芝居を届けられるのが嬉しいです。一つ一つのシーンを大切に演じていきます」と意気込んだ。峯田は「これが最後になってもよいという覚悟で、自分がやらなくてはいけない事をやるだけです。頑張ります」と力を込めた。

 東京公演は、同所で8月3日まで。京都公演は、京都劇場で同7~11日まで。

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