古市憲寿氏 西村経済再生相発言を糾弾「一線越えた」「多分友達がいない」

 社会学者の古市憲寿氏が10日、テレビ朝日系「中居正広のニュースな会」に生出演。8日の会見で休業要請などに応じない飲食店については金融機関に事業者への働きかけを求めるとの方針を示し、9日に撤回した西村康稔経済再生相に言及し「一線を越えた。本当だったら辞職してもいいぐらいの発言」と厳しく糾弾した。

 古市氏は「西村大臣の発言、一線を越えたと思うんですね。法的根拠がないのに金融機関、酒類販売業者に対して圧力をかけたっていう。これ自体が優越的地位の乱用っていう法律違反という話もありますし、憲法違反の可能性もありますし。だから、そういうことを大臣が言っちゃう状況っていうのが、すごいまずいなって思っていて」と問題視。

 さらに、古市氏は「多分ね、西村大臣、多分友達がいないんですよ。普通、友達か官僚の信頼がなくて、普通は多分ああいうふうに会見する前に、事前に仲のいい友達とか仲間とか官僚とかに多分言うと思うんですよ。そこで、多分止めてくれる人が誰もいなかったってことは、西村さんの回りに優秀なブレーンなり仲間がいなくて」と自説を披露。「この発言てやっぱり本当にまずいので、本当だったら辞職してもいいぐらいの発言だと思います」と、さまざまな意味で「まずい」発言であることを強調した。

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