古市憲寿氏、西村大臣発言は「みんな馬鹿にしたアベノマスクより何十倍もやばいこと」
社会学者の古市憲寿氏が9日、ツイッターを更新し、「西村大臣の発言というのは、みんなが馬鹿にしたアベノマスクより何十倍もやばいこと」と訴えた。
西村康稔経済再生担当大臣は、酒類提供を続ける店の情報を取引先金融機関と共有し、金融機関から働きかけてもらうように調整していると発言。この日になり、融資を制限するということではないなどの釈明を行っている。
古市氏は「馬鹿な大臣はいるかも知れないが、さすがに官邸にまともな人がいたのだろうか。法的根拠もなく国の認可事業である金融機関に圧力をかけるなんて国の壊れ始めだよ」と危機感をつのらせ「酒類販売業や金融機関への圧力は、強権的に言うことを聞かせるのが目的になっていて、もはや肝心の感染症対策が置き去りになっている。一大臣のスタンドプレーだとしても、馬鹿すぎる。いや、違うな。危険すぎる」とも投稿した。
さらに「西村大臣の発言というのは、みんなが馬鹿にしたアベノマスクよりも何十倍もやばいことで、この国の中枢ががったがたになっていることの象徴だと思う」ともつぶやいていた。