吉村知事 薬物逮捕・釈放で逃亡のコロナ感染者「部屋確認時は看護師に警察同行」

 大阪府の吉村洋文知事が25日、大阪府庁で会見。22日に大阪市内の宿泊療養施設から部屋の窓をこじ開け、外出して発見されていない新型コロナウイルス感染の20代男性が、薬物事件で大阪府警に逮捕され、釈放された後だったことについて質問が飛んだ。

 吉村知事は「警察から釈放された人物が陽性になったことは保健所も把握している。拘留されていないので、普通の人と同じ扱いになる。陽性になったら、感染症での対応になり、ホテル療養となった」とした。

 当該人物について、療養現場に居た看護師らへの情報共有を聞かれると、「連絡が取れなくなった段階で、部屋を見に行くとき(看護師に)警察官が同行したと聞いている。個人情報なので、ホテルがどのタイミングで認識してるかまではわからない。(共有は)する必要があると思うが、個人情報なのでどのタイミングか。個人情報の一方で管理していかないといけない」と返した。入所時点で看護師へ情報共有されたかは不明とした。

 また、吉村知事は「(逃走があった後で)僕が報告を受けたときも(逮捕案件が)薬物かはわかっていない。警察で嫌疑がかかって釈放済みと。非公表にしてくれということで言わなかった。詳しい情報はわれわれもわからない中で対応している。釈放された人物というのは保健所が聞いていた。コロナで陽性になったので対応しないといけないので、ホテル療養にしたということ。(非公表要請は)担当部から」と話した。

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