伊原六花、地元・大阪でのジュリエット役「ワクワク」 家族、ダンス部仲間も観劇予定
女優の伊原六花(22)が14日、大阪市内で行われた出演ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」大阪公演(7月3~11日、梅田芸術劇場)の取材会に参加した。
昨春にマリア役で出演予定だった「『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3」がコロナ禍で中止になり、「ロミオ-」が初ミュージカルとなった。天翔愛とのダブルキャストでジュリエットを演じた東京公演が13日に千秋楽を迎えた伊原は「率直にすごく幸せ」と充実感を漂わせた。
ジュリエットを演じる上で、単なるお嬢さまではなく「強さと人間味を意識した」と打ち明け、「ウエスト-」のけいこを経験したことで「いい意味でいろんな角度から掘り下げられた」と明かした。
「バブリーダンス」で注目を浴びた大阪府立登美丘高校ダンス部元主将は、地元の大阪公演を心待ちにしている。
「初日から千秋楽まで家族、ダンス部のメンバーもみんな来てくれる。このお仕事を始めてから映像、CMをテレビ越しに見たよと連絡はもらったけど、大阪に帰ってきて生で見てもらうことがなかったのでドキドキする。『今こんなことできるんだよ』『こんなことやってるんだよ』と見せるのはワクワクする」と笑顔。ただし、東京公演からキャストを含めて関係者は感染対策を行っており、「気持ちはワクワクしつつ、引き締めて挑めたら」と付け足した。
「できるのであれば」と前置きし、観劇した大阪の友人・知人から終演直後に生の感想を聞きたいとした。16歳のジュリエットを演じる伊原は、自身の16歳当時を思い出して「私のロミオはダンス」と回想。一途に愛を貫く役を、魂を込めて最後まで演じ抜く。