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ジョージ・ハリスン名盤「オール・シングス・マスト・パス」50周年盤8・6発売

 元ビートルズのジョージ・ハリスンが1970年に発表した名盤「オール・シングス・マスト・パス」が今年で発売50周年となるのを記念して、8月6日に初のマルチ・フォーマットで発売されることが11日、発表された。

 「オール・シングス・マスト・パス」はジョージとフィル・スペクターの共同プロデュースでレコーディングされた全23曲、LP3枚組の大作。リンゴ・スター、エリック・クラプトン、デイヴ・メイソン、アラン・ホワイト、ゲイリー・ライト、ビリー・プレストン、バッドフィンガーが参加し、ロックンロール、カントリー、ゴスペル、ブルース、ポップス、フォーク、R&B、インド古典音楽、宗教歌などの要素が取り入れられている。

 ジョージのソロ3作目となった本作はLP3枚組にもかかわらず全米・全英1位を獲得するベストセラーとなり、シングル「マイ・スイート・ロード」が全米・全英1位、「美しき人生」も全米10位と大ヒット。ジョージの代表作にして、ロック史に残る不朽の名盤となった。

 ジョージは本作について「作り始める前から、いいアルバムができるってことはわかっていた。というのも、手持ちの曲が本当にたくさんあったし、エネルギーも本当にたくさんあったからね。あれやこれやの後で自分のアルバムをついに作るのは……楽しかった。夢の中でも、とびきりの夢だった」と語っている。

 しかしながら、ジョージは2001年の30周年記念リマスターの自筆ライナーノートで「このアルバムの曲は今でも好きだし、レコーディングされた当時のスタイルそのものよりも命脈を保つと信じている」としつつも、「全ての曲をリミックスするというアイデアには抵抗しづらい。当時は分厚い音作りがふさわしいように思えたが、長い年月を経た今、僕はそうした音作りからいくつかの曲を解放したいと考えている」という願望を述べていた。

 今回の50周年記念盤では、ジョージの長年の願いであった全曲のオリジナル・マスターテープからのリミックスが実現。エグゼクティヴ・プロデューサーは愛息ダーニ・ハリスンが、プロダクト・プロデューサーはデヴィッド・ゾンシャインが担当。ミキシングはグラミー賞を3度受賞したエンジニアのポール・ヒックス(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジョン・レノン)が手がけ、ニュー・ミックスによって音質が向上している。

 今回は(1)スーパー・デラックス・エディション(5CD+1ブルーレイ【音源のみ】)、(2)3CDデラックス・エディション、(3)2CDエディション、(4)スーパー・デラックス・LPエディションのフォーマットで発売される。

 うち(1)と(4)は70曲収録(42曲は未発表のデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源)で、妻オリヴィア・ハリスンが監修した全60ページの豪華スクラップブック[当時の未公開写真や記念品、手書きの歌詞、日記、スタジオでのメモ、テープ保管箱の画像、包括的な各曲解説などが収録]とポスターが付く。

 また、UNIVERSAL MUSIC STOREで独占限定販売される「Uber Deluxe Edition」は、LP8枚またはCD5枚+ブルーレイ・オーディオ・ディスク1枚を特殊デザインの木製ボックス(約12.4インチ×12.4インチ×17.5インチ)に収めている。

 ブックレットも2冊含まれており、うち1冊はオリヴィアが監修した全96ページの拡張版スクラップブック。もう1冊はアルバム制作過程を記録した全44ページのブックレットで、過去のインタビューや詳細な解説を読むことができる。

 このブックレットは庭作りや自然を好んだジョージへのオマージュとなっており、ジョージの自宅フライアー・パークにあるヨーロッパナラの倒木から作られた木製のしおりも添付されている。

 このボックスには、ジャケットに登場する妖精やジョージの1/6スケールの複製人形、クラウス・フォアマンによる限定イラスト、パラマハンサ・ヨガナンダの著作「ライト・フロム・ザ・グレート・ワンズ」やルドラークシャ・ビーズ(特製ボックス入り)も同梱されている。

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