AKI 子どもたちの未来へ 夢の場所作りたい「セプテーニ ラプチャーズ」ダンサー

 ラプチャーズの姉貴分としてチームを支えるAKI(撮影・伊藤笙子)
 ダンサーとして思い描く未来を語るAKI(撮影・伊藤笙子)
2枚

 世界初のダンスプロリーグ「Dリーグ」の魅力を紹介する。「セプテーニ ラプチャーズ」のダンサー・AKI(27)は、ディレクター・akihic☆彡(アキヒコ=39)率いるダンスクルー“BIG CHEESE”のメンバーでもあり、最年長としてラプチャーズを支えるお姉さん的存在。akihic☆彡イズムを継承し、ダンサーとして思い描く未来とは。その胸中に迫った。

  ◇  ◇

 ラプチャーズはいろんなダンスができる唯一無二のチーム。もちろん、自分たちが楽しくて踊っているのもありますけど、「次は何してくれるんだろう?」と期待してくれている方々に、毎回違ったダンスを届けられているんじゃないかなと思います。その味の変わりようを楽しんでいただけたら。

 チームメートはみんな年下なので妹、弟のようにかわいくて、いつも笑わせてもらっています。それでもダンスになれば年齢は関係ない。年上だから言いにくいと思われるのはイヤなので、お互いに指摘し合って気持ちよく取り組んでいます。

 コロナ禍によって一般のダンサーたちは、舞台に立って踊るという機会がすごい減ってしまった。そんな中でも、私たちは2週間に1度、大きな舞台で踊らせていただけています。Dリーガーになったことで、私の“AKI”という名前、ダンスの素晴らしさを今まで以上に知っていただける機会になっているなという実感があるので、すごく充実しています!

 私自身、ダンスのインストラクターをやっている中で、教えている子供たちが、Dリーグという舞台を目指す場所になっているのを肌で感じるようになりました。「Dリーガーになりたい」、「Dリーガーになれるようにレッスン頑張ります」と言ってくれている子たちが、いつかDリーガーになってくれたらすごく感慨深いですよね。ディレクターのakihic☆彡さんが、私にそういったチャンスを与えてくださったと思うので、今度は自分の番だと思いながら日々レッスンに励んでいます。

 ダンスには、人を感動させたり、元気づけたりする力がある。だからこそ、いちダンサーとして未来ある子供たちが輝ける場所を作っていきたい。そのひとつが、Dリーグであってほしい。子供たちってJリーガー、プロ野球選手になりたいっていう言葉が第一声で出てくると思うんです。それと同じようにDリーガーになりたいっていう言葉が当たり前に出てくるような、それくらい夢のある場所になって、お茶の間で普通に見てもらえるようになればいいな。

 ◆AKI(あき) 1994年4月30日生まれ。東京都出身。157センチ。4歳から新体操を始め、9歳でストリートダンスに出会う。19年には、ディレクター・akihic☆彡率いるダンスクルー“BIG CHEESE”のメンバーとして「TOKYO DANCE DELIGHT VOL.21」で優勝。舞台「かりそめ女」「SAKEBU」など、多数のショーにも出演し、ダンスインストラクターとしても活動する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス