橋下徹氏「中途半端」に黒岩知事は絶句 五輪PV開催「判断待ち」切られた

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、神奈川県の黒岩祐治知事を「中途半端」と切った。

 東京五輪で、神奈川では片瀬東浜海水浴場と小田原城址公園でパブリックビューイング(PV)が予定されている。黒岩知事はコロナ禍の中でのPV開催について「悩ましい問題」と前置きした上で、「ギリギリまで判断を待ちたい」と説明。すでに準備に取り掛かっていることもあり「やめるって決めても、お金はかかっているんで、あまり変わらない」と付け加えた。

 番組キャスターを務める、フジテレビ報道局解説委員・松山俊行氏が「感染状況が改善しない場合は、(PV会場の)ライブサイトを中止することもあり得るということですか」と質問。黒岩氏は「感染状況によれば、やむを得ないですね」と答えた。

 ここで、橋下氏は首をかしげながら「こういうメッセージの出し方が、国民の理解を進めない最大の要因だと思うんです」とバッサリ。「ハッキリ言ったらいいんじゃないですか。『今回のオリンピックは自宅で見てください』と」と黒岩知事の“判断待ち”の姿勢を真っ向から否定した。

 さらに、6月20日に緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐに社会経済活動が100%元に戻るわけではないと説明。環境を整え“五輪は自宅で観戦”を「ハッキリ打ち出せば、国民の理解は多少なりとも進む。中途半端さがよくないと思う」と力説した。橋下氏のいきおいに押されたのか、黒岩知事は反論せず無言のままだった。

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