かまいたち濱家、味覚異常続く 軽症の山内も39度台の発熱 コンビでコロナ感染語る

 お笑いコンビ・かまいたちが2日、YouTubeを更新。ともに新型コロナウイルスに感染した2人は、療養を語った。5月19日に発症した濱家隆一は病院で、同20日に発症した山内健司は自宅で療養していた。

 濱家は19日は日本テレビ系「ZIP!」で早朝から仕事だった。局入り時の複数の測定器による検温はすべて36・5度だったという。「終わって、ちょっと熱っぽいかなと思って、もう1回計ったら37度1、2分でカゼひいてしもうたかもって。で、(検査に)行ったら陽性やった」と説明。大阪で仕事が入っており、遅くても2時間で結果が出るPCR検査を受けたという。

 陽性判明後は濱家は待機要請された後、保健所からの連絡でホテルか自宅か病院での療養か選択を迫られたという。すでに38度5分ぐらいまで熱が上がっており、自宅は消去。保健所が病院を探してくれ、そのまま入院できたという。タオル交換をしてくれる1泊2万円の有料の個室にしたという。肺のMRI検査をして病室に入る際、「退院まで出られません」と言われたという。マスクを二重にするなど、感染対策に人一倍気をつかっていたとし、ショックを受けていた。

 山内は「(19日に)『濱家さん熱出たんで、山内さん仕事ステイで。その場で待機してください』って言われて。2時間ぐらい待ってたら『濱家さん陽性』『えっ陽性出たん?』って」と相方の感染報告を受けた際を振り返った。

 万が一を考えた山内は知り合いの病院に入院し、問題ないとわかったら退院することを思いついたという。しかし、病床は保健所管理でコロナ感染者でないと入院できないと言われたという。ホテルも同様だった。同日のPCR検査は陰性だった山内は帰宅を選び、部屋を隔離して過ごしたが、翌20日の深夜に37度ほどの微熱の症状が発生。21日に病院を受診して問題なかったが、その日帰宅すると39度5分の発熱があり、22日に陽性の連絡が入ったという。

 発熱の際、山内は医者で念のためにもらっていた解熱剤を服用したところ、翌日には36度5分になったという。発熱以外に目立った症状はなく、保健所から無料で1日3食付きのホテル療養を勧められたとしたが、妻子の体調急変の可能性を考え自宅療養にしたという。自宅では1日2回、LINEでの検診があったとした。

 入院中に濱家は39度5分の高熱が3日間続き、4日目に落ち着いたという。しかし、平熱時に食事が届いた際、「におい、せえへんわ」ときゅう覚異常に気づき、味覚も「ゼロ」になったという。現在も「うっすら。風味が感じられるようになってきた」と回復途上と打ち明けた。山内は「怖い。(症状は)人によって」と話した。

 2人とも妻子は感染しておらず、「奇跡」と声をそろえた。また、マネジャーやスタイリストも感染していなかったことから、濱家は「マスクっている。体感として」と呼びかけ、山内も「うん。常にしといた方が」とうなずいた。

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