日テレ社長、最後の定例会見対応 昨夏コロナ禍の24時間テレビ「意義があった」

 日本テレビの小杉善信社長の定例会見が24日、各社からの質問に書面で回答する形で行われた。同社長は6月29日の株主総会と取締役会をもって代表取締役副会長へ就任予定で、定例会見への対応は今回が最後となる。

 「在任中を振り返って」との問いに、同社長は「まず『社員をしっかり見る』ことを第一に考えました」とし「全社員アンケートから始まり、毎月1回ペースで社員(グループも含む)へのインタビューを配信したり、新任部長ランチ会、キャリア採用社員ランチ会、有志勉強会などコロナ禍拡大で途中頻度が少なくなった時期もありましたが、継続してやってきました」とコミュニケーションを重視してきたことを述懐した。

 そのうえで「社員が『日本テレビグループを好きになる事』が何よりも大切です」とし「副会長になっても続けるものは続けようと思っています」と副会長就任後も社員との対話継続に意欲を示した。また、コロナ禍の中で昨夏、24時間テレビを放送できたことを「意義があったと思っています」とした。

 次期社長には杉山美邦氏が就任する予定になっており「杉山社長はグループ全体の改革を実行中ですので、ぜひとも力になりたいと思います」と全面サポートを約束した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス