坂上忍「ほんっとに野党のだらしなさ、同じぐらい罪」自民政治への批判一方で

 俳優・坂上忍が21日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。2019年参院選の買収事件で有罪が確定した河井案里氏側に自民党本部が支出した1億5000万円を巡り、二階幹事長が関与を否定するなど、党幹部が責任を押し付け合う事態となっていることについて、コメントした。

 党の資金配分を差配する権限を持つ二階氏は、17日の会見で、送金に関し「私は関係していない」と主張。18日の会見でも「党全般の責任が私にあるのは当然だが」とした上で、関与を重ねて否定した。

 番組ではこの問題を取り上げ、坂上は「責任のなすりつけ合いしてたって、挙がる名前って限られてんだよ。だからちゃんと(名前を)言っちゃった方がいいんだよ」と指摘。「二階さんとか麻生さんとか重鎮の方々、必要だったのも分からないでもない。でもいつまでも(自民党政治が)変わらない(こと)に、辟易(へきえき)としている世代がいるんだよ」と訴えた。

 坂上は一方で「政治に無関心な人たちが(こういうことで)政治離れしていったところでさー、じゃあ野党が得するのか、っていったら、そうじゃないわけだからねー。ほんっとに野党のだらしなさっていったら、同じぐらい罪だと思う」と腰に手をあてながら疲弊を表現していた。

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