吉村知事「厳正に処罰されるべき」 愛知リコール署名偽造、元立候補予定者逮捕

 大阪府の吉村洋文知事が19日、大阪府庁で定例会見。日本維新の会副代表でもある吉村知事は、愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで、この日愛知県警に逮捕されたリコール運動事務局長の元県議、田中孝博容疑者(59)が、次期衆院選に日本維新の会公認で立候補を予定(2月に辞退)していたため、受け止めを聞かれた。

 リコール運動を支持する立場としていた吉村知事は「リコール活動自体は直接民主主義として認められたもので、非常に重要なもの。それ自体が悪いものではない。ただ、署名偽造を大量にするのは犯罪行為。あってはならない」とした上で、「報道されていることが事実で逮捕というのがあるなら、厳正に処罰されるべきと思っている」と言い切った。

 大阪市長で日本維新の会代表の松井一郎氏がリコール運動について「党を挙げた活動ではなかった」と発言したことについて聞かれ、吉村知事は「リコール活動が始まる前に、松井代表自身が『日本維新の会として、このリコール活動には関与しない』と明言、公言されている。だから党として活動しているものではないし、関与しているものではない。田中氏自身が活動されたということだと思うし、そこに偽造署名があったのであれば厳正に処分されるべきだと思う」と話した。

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