兄弟漫才コンビのミキとＮＭＢ４８の梅山恋和（１７）が、華道の高校日本一を競う「Ｉｋｅｎｏｂｏ　花の甲子園２０２１」のアンバサダーに就任することになり、１４日、オンラインで会見した。

　京都で生まれ育ったミキの兄・昂生（３５）と弟・亜生（３２）は、指名理由を「品があるから」と声をそろえた後、亜生が「お兄ちゃんの（頭髪の）刈り上げ部分が（いけばなの）剣山っぽいから」とボケた。

　好きな花を聞かれた梅山が「紫のバラ。花言葉が尊敬の意味でかっこいいなって」とスラスラ話すと、昂生は「花言葉まで調べてきよった」と事前準備に感心。亜生が「ひまわり。太陽に向かって咲くのは、常に明るい方を目指す芸人を表してるから」と返すと、「薄い！」と酷評した。

　昂生は「バラ」が好きといい、「きれいな花にはトゲがある。ウチの奥さんもそう。きれいだけどトゲがある」と説明。亜生が「きれいかな？」と首をひねると、昂生は「スッピンが尼崎競艇にいるおっちゃんに似てる」と告白し“脱線”した。

　また、仲間と目指す「花の甲子園」との共通点を聞かれた梅山が「ＮＭＢはメンバーが多いので団結力が大事。『難波愛』をもって目標に向かって頑張ってます」といい、ルールに「メンバー内恋愛禁止」を挙げて「気をつけてます」と回答。亜生がコンビのルールを「恋愛禁止」となぞると、昂生は「“メンバー内”をつけろ！」と再びダメ出しした。

　２００９年から始まり、１３回目の開催となった大会は、高校生３人が１チームになり、制作した作品を発表する公開コンクール。「私たちの大切なもの」をテーマにしたリモート地区大会をへて、「花の力」をテーマに全国大会が行われる。昨年は京都市立西京高の男子３人組が優勝した。